2月の雪

今日は、京都は雪でした。

朝から、真っ白な世界です! 滑りそうになりながら、雨靴で白亜荘まで向かいました。

道ゆく子どもたちが、雪遊びでうれしそうです。

お昼にはお日さまが出て、夕方にはすっかり、溶け始めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

朝、窓からお庭をパチリ。

景色が真っ白になると、なんとも言えない、清浄な気持ちになりますね。

 

 

オフィスには、新しく、小さいちゃぶ台がやってきました。

ここで、タロットカードを並べたり、お絵描きをしたりしたいなあ・・と妄想中です。

リソースになりそうなカードを、いろいろ集めています。

カウンセリングのときにも、みなさんと、できるだけ楽しいことをしながら、

「遊び心」を大事にしながら、養生してゆくことを、大切にしたいなあ・・と思っています。

 

つらつらと、書いてしまいましたが、

春も、もうすぐそこです。

どうぞ、それまであたたかくして、お過ごしくださいね🌷

 

 

 

 

 

良い一年になりますように

2025年、皆さまにとり、良き年となりますように。

年末、大掃除をしていたら、窓から二重の虹が見えて、

なんだかとっても、嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

ささやかな幸せを重ねるように、日常を生きていけますように。

皆さまの幸せも、ここからお祈りしています。

 

年末のこと、カードのこと・・

年末年始で、気分的にも、実際も、忙しい時間を過ごしておられる方が多い頃ですね。

クリスマス、お正月・・の時期、家族や人と集まる機会も多くなる雰囲気の中、

にぎやかで楽しいこともあれば、

対人関係、昔の傷が刺激されて、しんどくなることも、あるかもしれません。

もし、「こんなおめでたい時期なのに、なんだか気分が暗い・・

しんどいな・・」と感じていても、だいじょうぶ。これ、けっこう、ふつうです。

あなたは、決して一人じゃありません。

キラキラとした、イルミネーションの裏には、必ず、影があるものです。・・

・・もし、元気がないこと、もやもやしていることに気づいたら、

少しだけ自分にやさしく、してあげてくださいね。

 

私は最近、タロットカードの勉強を再開して、毎朝、色んなカードを引いて遊んでいます。

最近お気に入りのオラクルカード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、「このブログを目にする方へ向けて」という意図で、引いてみました。

「サポート」というカードが舞い込んできましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

「あなたには、サポートがあります。」というカード。

サポートは、誰かに頼むこともあれば、自分をいたわること、自分で自分をサポートする事も含まれます。

お忙しい時期かと思いますが、どうか、ゆっくりやすんで、からだをいたわる時間を

少し、もってみてくださいね。・・・あたたかくして、何か必要なサポートを求めてみてください。

マッサージもいいね・・

お風呂沸かしてもらうのを頼む、もいいね・・。

 

ご自身をサポートするために、少しやすむこと、ケアすること、とても大事です。

この一年、今日まで、無事に(!)、生きてこられたこと、すごいこと・・

本当に、ご自身の「いのち」を、ねぎらいましょうね。

お疲れさまー。と・・

どうぞあたたかくして、良いお年をお迎えください。

 

 

 

Somatic Experiencingのお手伝い @沖縄

 

11月の上旬は、Somatic Experiencing(中級)@沖縄のスタッフとして、

研修のお手伝いに行っていました。

SEで沖縄に向かうのは、今回で2度目です。

研修が始まる前々日には、首里城の周辺を散歩したり、

おきみゅー(沖縄ミュージアム)で、沖縄の歴史を勉強したり、

水族館の方にも行きました。

京の内
現在修復中の首里城

 

 

 

 

 

 

 

首里森御嶽

 

 

 

昨年行った、玉城城跡
水族館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄という、土地の力や、その歴史は、

何層にも、何層にもなって、私たちに語りかけてくれます。

ただ「美しい」というだけではない、深い深い思いを。

この沖縄という、土地の「思い」と一緒に、

SE療法を通じて、トラウマということ、

「人間の傷つきと、回復」について、学び、そのお手伝いをさせてもらっていることが、

私の心や身体にも、深い意味を与えてくれている気がしています。

大切な土地や、人との出会いに、感謝です。

 

 

 

 

 

天川村のリトリート

先週10月11日〜14日は、

奈良の「天川村」にて、私のカリフォルニア時代の先生でもある、

Silvia Nakkach先生をお迎えし、

3泊4日で、通訳で声のヨガのリトリートに参加してきました〜。

天河大辨財天社の真横の宿に、泊まり込みながら過ごした日々は、

毎日、空気が澄んでいて、その中で参加者の皆さんと一緒に、たくさん声を出して、

めちゃくちゃ気持ちが良かったです✨

学問と芸術の女神、弁財天(インドのサラスヴァティー)がまつられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドキドキの通訳中

 

 

 

 

 

 

Silviaからインドシルクのマフラーを贈っていただき、喜びを隠せない・・(涙)

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり、身体から声を出すと、元気になる!

身体にエネルギーがあふれる。 他の人と、神聖さと、つながれる。

声を使うことの力(パワー)を、改めて実感させてもらった4日間でした。

 

今年の気づきは、身体が、「聖なるものの入り口(Portal to Sacred)」

だということ。

Silviaは、私たちの身体を、「とりい ⛩️ 鳥居」と思いなさい・・・と言います。

鳥居は、聖なるものへの入り口。

聖なるものが、自由に流れるように

「今・ここの身体に気づきを向けること。」

の大切さを、繰り返し伝えてくれました。

 

さて、エネルギーチャージ満たんで、

元気いっぱいでこの秋を過ごせそうです!

 

出会う人たちとのご縁、

これまで歩んだ道のり、

迷いの多かった時間にも、すべて、

今はすべてに、感謝です。

 

ボディ・コネクト・セラピー(BCT)

 

先日、「ボディ・コネクトセラピー(BCT)」という、トラウマ療法を学びに行ってきました。

ボディコネクトセラピーのサイト https://bodyconnecttherapy.tokyo/home/

このBCT、自分も受けてみた実感として、確かにとても効果があります。

トラウマをプロセスする時に、各所のツボをタッピングしてゆくことで、

身体と「いま・ここ」に意識が留まるので、とても安定感があります。

そして、何より、トラウマの反応が落ち着くのが明確だと感じました。

今は、トラウマや、ストレスに取り組む良い方法が沢山あって、本当に良い時代だなあ・・!と思います。

「傾聴だけ」のカウンセリングでは、取り組めないことがある。

身体や自律神経系から、安全にアプローチする方法が、わかってきているのです。

・・一方で、個人が苦しみを、心理療法で扱う・・というだけでなく、

そもそもトラウマの原因となる、暴力やストレス自体を生まないような、

安心できる「社会」を目指さないと・・という思いも同時に湧いてきます。

(例えばですが、戦場で傷ついた兵士の症状を、トラウマ療法で治し、また戦場に送り返す・・

なんてことは、根本的な解決にはならないでしょう・・。)

個人の人生を良くすることも、社会を良くしてゆくことも、どちらも大事。

・・コツコツ、できることをしていきたいです。

四国のしまなみ海道で

 

 

 

 

 

BCTも、少しずつ、臨床の中に取り入れています。

ある漫画家さんが、BCTや、SEの心理療法の体験を漫画にされているのを、クライエントさんから教えてもらいました。

心理療法の過程は、おのおのが違ったものになると思いますが、

この漫画はとても臨場感にあふれていて、勇気をもらえると思います。

良ろしければ。

トラウマ治療編〜 生きていくのは大変だ〜三森みさのプチエッセイ集〜

https://www.amazon.co.jp/いいかげんに生きづらさを終わらせたい-トラウマ治療体験記-三森-みさ-ebook/dp/B0D8YQ1ZZT?ref_=ast_author_mpb

近くのおすすめのお店(カフェなど)

<オフィス(白亜荘)近くの、おすすめのお店リスト>

カウンセリングの前に、あとに、周辺で少しゆっくりしたい・・というときのために、

できるだけ白亜荘からすぐの、カフェやお店などを少しご紹介しますね。

(閉まっている時があるので、事前にHP等で開いてるか確認してみてください。)

 

 

 

 

 

・クラークハウス
白亜荘から徒歩7分ほどの、ベーシックな喫茶店 & 定食屋さん。ランチの時間は、学生さんたちや地元の人でにぎわっています。
https://www.clarkhouse-kyoto.com/

・カンフォーラ
白亜荘から一番近いカフェ(食堂)でしょうか・・。京都大学吉田キャンパスの正門入って左手すぐ。
京都大学の生協が運営している食堂で、学生以外でも誰でも入れます。お昼は混んでいる時も。
定食・デザート・飲み物などがあり、比較的短い時間でも利用しやすそう。(現在、飲み物だけの提供はないそうです。)
https://twitter.com/camphora17

・京大内には、時計台のタリーズコーヒーもありますね。
https://shop.tullys.co.jp/detail/1000556

・茂庵
白亜荘から吉田神社の方へ、そして吉田山の中をゆっくり歩いて20分〜30分かかります。
(ぜひ、時間に余裕があるときにどうぞ。)
山頂あたりに、「茂庵」の看板が見えたら、さらに奥に進むと、木造の素敵な建物が見えてきます。
カフェからの見晴らしも良く、のんびりできますよ。飲み物やケーキも、とってもおいしいです。
HPからの予約が確実。天気の良い日には、ゆっくりと、吉田神社〜吉田山を散策するのがおすすめです。
https://www.mo-an.com/

・たことケンタロー
とってもおいしい、たこ焼きのお店。通称「たこけん」さん。ここの店長は、昔、白亜荘に住んでおられたこともあるそう。九条ネギ、ポテトサラダ、梅など、色々な種類のたこ焼きがあって、どれもおいしいです。ランチのたこ焼き定食も、ボリュームたっぷり。
紹介記事:https://www.life-info.co.jp/takotokentaro-2/

・woven
近くにあるとても雰囲気のあるコーヒー屋さん。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26035636/

・珈琲ゴゴ
京阪の出町柳駅近くの珈琲屋さん。レトロな店内が素敵でした。(喫煙可なので、タバコ煙が苦手な方はご注意。)クリームソーダもおいしそうでした。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001097/

・Argento Sandwich & Espresso
こぢんまりとした店内ですが、サンドイッチや、たっぷりのサラダとおかずのセットがおいしかったです。野菜が新鮮でたっぷり、たくさん栄養がとれそう。飲み物や焼き菓子もありました。
https://www.instagram.com/argento_kyoto/?hl=ja

・進々堂 京大北門前
レトロな建物で、京都らしい珈琲や、シンプルな定食などいただけます。
白亜荘から少し歩きますが、京大生や観光の方でにぎわっています。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001845/

・かかん京都店
北白川まで少し歩きます。麻婆豆腐で有名なお店。麻婆豆腐、坦々麺、ルーロー飯などが、モダンな店内で供されてます。お昼時は混雑も。お昼過ぎからは、カフェになるようです。
https://www.instagram.com/kakan_kyoto/

・み空
「かかん」の下にある、静かなカフェ。コーヒーやお菓子がいただけます。
https://www.instagram.com/misora.arosim/

・ハルヒナ スパイス&フード
百万遍あたり、南インド式 ベジタリアンカレーのお店。本格的で、インドに来たみたいな気持ちになります。https://www.instagram.com/haruhina_spiceandfood/

・圓田 YENTA(2024年現在 水・金曜のみ)
白亜荘から歩いてすぐの、とっても美味しいパン屋さん。カンパーニュ、サンドイッチ、バナナブレッドなど、なんでも美味しい。
いつも大人気で、お昼近くの時間は大行列で中々買えない日も・・。
買いたいパンがわかっていたら、事前に予約(LINEみたいです)して、
すいている時間帯(午後)に取りに行くのがベターのようです。
https://www.instagram.com/yenta.bread/

・・・

他にも色々ありそうです・・。リンクなど、随時、アップしていきますね。

 みなさんも、白亜荘近辺で良いお店見つけたら、また教えてください^^

 

白亜荘でお待ちしてマス

身体の声を聞く2024年

気がつくと、前回書いた時から、随分時間が経っていました。

ブログを超サボり気味の金山ですが、2024年も、どうぞ、よろしくお願いいたします✨

年明けには、さまざま揺れがありましたよね。・・・色々な思いの方が、居られるかと思います。

何があったとしても、この一年が、良き年となりますように。。

みわオフィスでも、ささやかながら何か、できることを探していく決心です。

 

個人的には昨年、Somatic Experiencing®︎(ソマティック・エクスペリエンシング:通称SE)という、

身体指向のトラウマ療法の、認定プラクティショナーになりました。

仲間たちと3年間、身体と自律神経のしくみ、様々なトラウマの機序を学び、

身体の持つ自己調整の力(自然治癒力)を、どのように臨床で生かすのかを、みっちり学んできました。

実は、このSEを学んでから、私の中で、これまで学んできたセラピーの方法や、瞑想の体験などが、

さらに熟成・統合され、アップデートされていった感があります。

癒しを学ぶこと、セラピストとしての自己を整えることは、きっと、一生続く過程なのだろうと思いつつ、

さらに安全に(楽しく)、トラウマの解放をサポートできるようになってきているのを実感して、嬉しい☺️

心理療法と組み合わせた、SEのセラピー、おすすめです✨

 

・・・そもそも、私たちの「苦しみ」や、「トラウマ」とは何なのか?

そしてなぜ、「心」の問題でも、「身体」をみてゆくことが大事なのか?

セラピーで、「声」や「音」を使うといいのはなぜ?・・・

などなど、これからお伝えしてゆきたいこともたくさん。

ポツポツと、こちらのブログでも書いていきますね。

のんびりと、お付き合いくださったら幸いです。

 

良き年になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

&Premiumさんに掲載

みわカウンセリングは、京都の「白亜荘」という、味のある建物にオフィスがあるのですが、

そこのお仲間たちと、毎月10日は、「白亜荘も十日市」という、催しに参加させてもらってます。

その市を、&Premiumさんに、取材していただき、みわオフィスのお部屋もちょこっと載せていただきました。

今月号の「京都さんぽ部」、良かったらお手にとって見てみてください☺️

 

 

自律神経と心の関係(2)トラウマのできるしくみ

前回の、自律神経と心の関係(1)では、<本来の、心地良い自律神経のリズム>=「自己調整」

ということについて、お話ししました。

このようにして、「自己調整」の力が安定してくると、安全に「トラウマの解放」をすることが可能になってきます。

 

今回は、もう少し詳しく、では「トラウマ」とは一体、何なのか?

自律神経の視点から見ると、トラウマは、どんな「しくみ」でできるのか?・・について、見ていきたいと思います。

 

まずは、イメージしやすいように、野生動物の例で考えてみましょう。

ある草原で、うさぎが大きなライオンに見つかり、追いかけられることになったとします。

うさぎにとっては、もうトラウマになってしまいそうな、大きなストレス状況です。

何かストレスに遭遇すると、動物の自律神経は、「戦うか・逃げるか」の、交感神経へとスイッチがオンになります。

うさぎは、一瞬「戦おうかな?」と振り向くのですが、

相手が自分より大きくて強いライオンだとわかると、全速力で逃げ出します。<「動く」モードの、交感神経>。

 

 

 

 

 

 

でも結局、ライオンに追いつかれてしまいました・・・😭

「もう、「戦う」ことも「逃げる」こともできないんだ・・」となったうさぎは、

そこで自動的に、動けなくなってしまいます。いわゆる、「死んだフリ(擬死)」です。

自分にとって、あまりにもストレスが大きく、戦うことも、逃げることもできない場合、

動物の身体は勝手に、「凍り」ついて、「動けなく」なります。<「おやすみ」モードの、副交感神経>。

これらはすべて、身体・自律神経が瞬時に判断をして、自分の身を守ろうとしてくれるのです。

 

でもなぜ、「動かない事」で、身を守ることになるのでしょうか?

それは、捕食者は、「獲物がもう生きていない」と感じると、一旦、獲物から離れることがあるからです。

ライオンが油断したその隙をみて、もしかしたらうさぎは、また走って逃げるチャンスができるかもしれません。

またもし、最悪、襲われてしまったとしても、凍りついて感覚を麻痺させていることで、

「痛みを感じないですむ」という利点もあります。(この時に出る物質は、「天然の麻酔」と言われます。)

 

<野生動物はなぜ、トラウマにならないのか?>

トラウマ療法の分野の第一人者に、Somatic Experiencingというセラピーを開発した、Peter Levineという人がいます。

彼は、野生動物たちがこのように、日常的にトラウマになりそうな、ショックな出来事にたくさん出会っているのに、

その後、人間のようにはトラウマの症状が見られないことを、疑問に思いました。

そして、研究を重ねた結果、あることがわかったのです。

それは、野生動物たちは、「死んだフリ」で動けなくなった後、

再び立ち上がる際に、<ブルブルっと震えている!>ということだったんです。

 

野生動物の生態のビデオなどを見てみると、良くわかります。

捕獲されそうになって、倒れていた動物が、立ち上がるまえに、確かにブルブル震え、その後に目覚めたようになって、

また何事もなかったかのように、走り出す姿が、写っています。

どうやら、野生動物たちは、ショックな出来事により凍りついた、「戦う・逃げる」のエネルギーを、

本能的に<震えること>で、解放(ディスチャージ)をしているのです。

そのため、野生の動物は、その後、トラウマの症状になっていかない、ということがわかってきました。

 

その一方、人間は、どうして「震え」が起こらず、トラウマの症状へと発展していってしまうのでしょうか?

実はそれは、人間が、「理性脳」と呼ばれる、前頭葉が発達していることに理由がありました。

人間は、大きなショックになる出来事が起こり、凍りついた後に、

この本能的な「震え」や、「凍りついたエネルギーを解放する」という身体の自然な動きを、

「そんなことはおかしい」「やめとこう」などと、理性でストップさせていることが多いことがわかったのです。

この人間の「理性脳」の特徴が、身体が持つ本能的な「自然治癒力」の発揮を、阻んでいたのですね。

 

そしてこの、「凍りついたままのエネルギー」が、人間の日常生活に、様々な症状

(フラッシュバック、解離など・・)や、困難を引き起こしていきます。

また、「凍りつき」が起こっている水面下では、本当は、戦う・逃げるに使いたかった、

膨大な「動くため」のエネルギー(交感神経)が渦巻いています。

 

ですので、私たちのセラピーでは、少しずつ、「身体」という、本能的な領域に、安全にアクセスができるようにし、

この「凍りついた」エネルギー、言い換えれば、

副交感神経から出られない(動けない・麻痺・解離などの低覚醒)」状態か、

もしくは、「交感神経から出られない(戦う・逃げる・イライラ・・など、過覚醒)」状態を、

いかに自己調整の力を保ちつつ、<安全に>解放し、落ちつけてゆくか、ということを、ていねいにやっていきます。

 

凍りついていたトラウマのエネルギーが、安全に解放され、安定すれば、

それは再び、「流れ」として身体に戻って来てくれるのです。

そしてそれは、日常をより自由に創造するためのエネルギー、生命力となってくれます。

 

・・次回(3)へ続きますね。

 

貴船の方は、床を準備中でした、涼しげですね。