3月になりましたね。
2月を過ぎたあたりから、新型のウイルスについてなど、落ち着かないニュースも、
多く目にするようになりました。
この時期、健康について心配になったり、イベントや学校もお休みになったり、
なかなか先が見えない・・・など、
今は、日本だけでなく、世界的にも、特にストレスがかかりやすい時期と言えるでしょう。
私自身が、こんな時だからこそ、気をつけていることを、少しお伝えしますね。
<情報とのつきあい方>
「気づいたら、テレビやネットのウイルス関係のニュースばかりチェックして、余計不安になった・・」
なんていう経験、みなさんもあるかもしれません。
信頼できるソースからの情報を、適量持つことは、力になりますが、
一度に沢山の情報を目にし過ぎると、かえって「混乱」したり、
集合的な「恐れ」の感情と共振して、ストレスになってしまうこともあります。
もし、情報過多になっているのに気づいたら、いったん、テレビやPCから離れ、
情報に触れる時間を減らして、バランスをとるのが、おすすめです。
<からだのケア>
ストレスの強い時ほど、 「からだ」のケアが、大切になります。
「身体」が整うと、自然と心も整い、回復する力、免疫力を高めてくれます。
手洗い、うがい、マスクなどの、基本的な予防に加えて、
・たっぷりの睡眠。
・栄養のある食事。
・ストレッチ、マッサージ、散歩など、適度な運動。
あたたかいお風呂に入ったり、栄養があっておいしいものを食べたり、ストレッチをしたり・・。
日常の中で、ベーシックなからだのケアを、もう一度、意識してみましょう。
私は最近、今ちょうど旬の「金柑」を食べるのにはまっています。
これがビタミン類もたっぷりで、免疫系にもGood。好きな方にはおすすめです。
<リソースに気づく>
リソースの記事でも触れたのですが、私たちの脳は、ネガティブなもの(恐れ・不安)に
気づきやすい傾向があります。
ですので、ストレスがある時ほど、「リソース(心地よいこと/ニュートラルなこと)」にも、意識を向けることは、
神経系のバランスを取って、自己調整力(ホメオスタシス)、免疫力を高めてくれます。
今できる範囲での、小さな「ここちよいこと/ニュートラル(中立的)なこと」を、少し意識してみましょう。
たとえば・・
・友人に電話をして、声を聞いてみる。
・おもしろいことをみつけて、笑う。(無理のない範囲で^^)
・できるだけ、「生活のリズム」を意識してみる。
・好きなお茶を入れて、本を読む。
・床(大地)にしっかりと足をつけてみる。
(大地にしっかり足をつけることを、グラウンディングと言います。
まるで、一本の木が、大地に根を張るように、自分の足の裏が、どっしりと床についているイメージをして、
その安定感を感じてみると、体と同時に、心も落ち着いてきます。)
・・・
<呼吸>
「呼吸」はいつも、意識を「いま・ここ」に戻してくれ、私たちの心をニュートラル(中立)にしてくれます。
一度、「ほーっ」と、長めに息を吐いてみましょう。
今必要のない考え、不安や恐れなどの感情を、「吐く息で一緒に外に出す。」と意図しながら、
「ほーっ」と息を長く吐きます。 吸う息は、自然に、必要なだけします。
自分のペースで、ゆっくりと・・・。気持ちいい分だけ、呼吸を繰り返してみましょう。
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外の気候も、少しずつ、ぽかぽかしてきてくれていますね。
春は、きっと、もうすぐそこに。
心とからだを整えて、セルフケアを取り入れながら、
あたたかく、安心な春を、迎えることができますように。