春、デトックス

いろいろな所でさくらが咲き、あたたかくなる季節ですね。

春は、別れや、新たな出会いもあり、こころもからだも、揺れる季節。

そして昔から、春は体の巡り(新陳代謝)が良くなり、「デトックス(解毒)」に最適な季節と言われます。

冬の間に、ためこんだ、あれや、これや・・・。

今、もう必要のないものが、心や体から、自然に浮き出て、排出されやすい時期ですね。

「排出の時」は気持ちよかったり、または少し痛みがあったり、心ゆらいだりもあるかも知れません。

そんな時こそ、こころと体を休め、いたわりながら、

これまでありがとうと、いろいろなものにお礼をいいながら、

大事なものは、ハートにしまい

そしてもう、必要のないものは、そっと手放していきましょう。

さくらの花が、あっという間に散っても、またすぐ新緑の季節が始まるように

自然のサイクルは、かならず巡っていきます。

それは、決して破られない、自然との約束です。

一つのものが終わると、新しいスペースが始まる。

この春、大切なものを胸に、少しだけ足取りかるく、すすんでいきましょう。

 

オプラのことば

 

冬至が過ぎて、クリスマスも過ぎ、もうあっという間に年末モードですね。

これから少しずつ、太陽の光が多くなり、日が長くなって来ます。

今日は、私が手帳に書き留めて、ときどき見直しては、大切にしている言葉を少し紹介したいと思います。

アメリカのTV司会者、オプラ・ウィンフリーの言葉。

・・・・

 

「あなたが今、人生という旅の中で、どんな場所に居ようと、

そこはまさに、あなたが居る必要がある場所です。

道は、いつも目の前にひらかれています。

私は、人生のすべての道のりに感謝しています。

うまくいったことだけじゃなく、

うまくいかなかったことについても。

たとえどんなにうまくいかなくて、最悪だと思える時でさえ、

いつも、最高の時へと準備をしているのです。」

オプラ・ウィンフリー

 

<原文>

“No matter where you are on your journey, that’s exactly where you need to be.

The road is always ahead.

Gratitude for the whole journey of my life – not just every thing that had gone right, but the things that had not.

Even the worst of times are always preparing for the best.”

・・・・

なんと、力強い言葉。

私自身、この言葉に、何度励まされてきたことでしょうか。

オプラは、女性で黒人の、マイノリティーとしての生まれを持ち、

幼い頃から、家庭でも、過酷とも言える生い立ちを持っています。

そんな過去を乗り越えてきたオプラだからこそ、出てきたように思う、本当に力強い言葉です。

人生という旅では、いいことや、楽しいことばかり・・というわけにもいかないことがあります。

本当に、しんどかったり、もう「救い」なんていうものは、ないのかも知れない・・

というほど、苦しいことが身に降りかかることも起こります。

本当に苦しい時、まるで、自分の人生にも見捨てられたかのような気持ちになった時でさえも、

私は上の言葉を読んで、ひとすじの光を思い出すような気持ちになって来ました。

・・・

たとえ、今どんな場所にいても、

そこは、あなたの居る場所。

そして、その体験は、いつも「最高」の時へと、準備をしている。

たとえ今は、そう思えないとしても。

・・・

見えない所で、いつでも、最高のあなたへの準備が行われている、と思うと、

少し、今の状況を受け入れ、前にすすめるように感じてきます。

逆境はいつも、さらなる成長、新しいあなたがいるよ、というメッセージ。

まるで、冬の見えない土の下で、春に向けて種が少しずつ、少しずつ、ふくらんでいくかのように・・・。

・・・

2018年は、集合レベルでも、大きな「変容の年」だったと言われていますね。

個人レベルでも、大きな変化や、癒しがあったり、

もう捨てて良いもの、古い信念が見つかったり、

新しいライフスタイルへと変わって来られた方も多かったのではないでしょうか。

何を隠そう、私自身もそうでした!

古いもの、必要のないものを脱ぎ去り、自分の本当に実現したいことを、自分に問うた一年となりました。

この「みわ」も、いっそう新しく、ワクワクと進んでいきたいと思います。

 

2019年も、あなたの心と身体にとって、良い年になりますように!

たとえ最も暗い時でさえ、

私たちの意識は、いつでも、成長の方へと向かっています✨

 

どうか、愛いっぱいに、温かく、良いお年をお迎えくださいね。

さささんの料理をしない料理教室

この間は、六甲山へ、ささたくやさんの「料理をしない料理教室」へ行ってきました。

でも、料理教室なのに、料理をしないとは、どういうことでしょう?

料理の写真を撮るためだけの、インスタ女子用の料理教室?

いやはや、違いました(笑)

 

では、この「料理をしない料理教室」で、何をしてきたかというと、

まずは、集まったみんなで、自分の「好きな食べ物」について語り合います。

そして、その食べ物を「おいしい」と思う時の、

自分や、他のひとの体験を、じっくり味わいます。

それから、いよいよ、一緒に一品(サラダ)を作ります。 ただし、イメージの中で。

その過程の中で、それぞれが、妄想をふくらませながら、順番にサラダの素材と出会い、味見しつつ、

想像の中で味の空間を作り、

それぞれの感じていることを、話し合い、シェアしていきます。

 

もちろん、サラダに決まったレシピ、分量はなく、

各人が、一皿になる野菜の質感、表現したい味の空間を、

想像(そうぞう)= 創造してゆきます。

「妄想」の果てには、それぞれが、自分の感覚と向き合った、まったく個性的なサラダが出来上がったのです。

 

ここでは、

想像力の大切さ、そして

お料理という日常の行為も「瞑想」になることを学びました。

 

瞑想とは、

五感を研ぎ澄ませ、

そこに「気づき」を持つこと。

そして、「想像」力は、「創造」する力。

 

ここには、日常の世界に、自分の作りたいものを、「創造」する時の、ヒントが溢れていました。

<創造のヒントとは・・>

・五感に「気づき」を持つこと。

・「好きなもの」に正直になること。

・「作りたいもの」のヴィジョンを、明確に想像してゆくこと。

・そのプロセスを、楽しむこと!

 

そのあとは、実際にさささんが作ってくれた料理(ローフードの火を使わない野菜料理)を味わうのですが!

これが、文字通り、目が飛び出るほど、おいしかったのです・・。

すべての感覚が開くような、「意識が変わる」お料理でした。

 

「おいしい」とは、舌に感じる「味」だけでなく、

食べる場所や、一緒に食べる人とのかかわり。

素材の背景にある物語(ex 大切な人が握ってくれたおにぎり・・)。

視覚から受ける、美しさ。

のみ込んだ後の、身体への影響、栄養。

ヴァイブレーション。

 

こういったすべての要素を、「おいしい」といただいているんだなあ・・と実感した時間でした。

これをきっかけに、どんどん「食べるもの」への意識が、変わっていきそうです。

 

 

 

 

 

 

 

食べるのに夢中で、撮れていた写真はこれだけ。インスタ女子への道は遠そう(笑)

これは一品目。この野菜を麺に見立て、手作りの甘酒をつけ汁に。

そこへ、味噌、練り梅干し、たくさんのハーブやフルーツなどの薬味類と一緒に、いただきました。

とてもおいしかったです。